
交配の時期
女の子の場合は生後6ヶ月〜10ヶ月くらいで生理が始まり仔犬を産めるようになりますが、出産は早すぎると母体への負担や、産まれてくる仔犬の健康に影響があるため、1歳半からが良いとされています。(また、母犬が生後9ヶ月を過ぎていないと生まれた仔犬に血統書を付けることができません。)
出血が始まった日から10日後〜4日間の間が交配時期となります。目安としては分泌液が赤から
(1日〜10日)ピンクになり(11日〜14日)、女の子の局部付近をふれると尾を上げて左右に動かし
男の子の行動を受け入れるような姿勢をします。まだ、受け入れ態勢でない場合はふれても
しっぽで局部を隠してしまいます。一度出産経験があれば7歳ぐらいまでは出産は可能です。
男の子は生後10ケ月から交配する事が可能です。 より健康な子を産ませるためには2歳からが良いとされています。11〜12歳まで交配は可能です。
交配の申込みをするときの注意
【わん婚サイト】を通じて行う交配は、責任交配を必須条件としています。その他の交渉事項、条件の確認は会員様各自、自己責任にて行っていただきます。【わん婚サイト】を通じて行った交配によって生じたトラブルには、【わん婚サイト】は一切関与いたしかねますので、条件確認・交渉は納得がいくまで先方と十分に連絡を取っておきましょう。
※責任交配=今回の交配が不受胎であった場合、2回目の交配を無料で受ける事が出来る。
交配料について
交配料は血筋、素質などで大きく異なり、数万円〜数十万円と幅があります。
妊娠してもしなくても交配料が発生するのか、仔犬を出産することでお金を支払うのかを事前に双方確認をしておきましょう。
前者の場合は、交配前に支払うことになると思われます。不妊時対応条件で来シーズンもう一度交配しますと言う話し合いになれば領収書に条件を一筆記入しておいてもらいましょう。
後者の場合は、子犬を出産し交配証明書を作成するときに支払うものと思われます。
「子分け」「子返し」といって、産まれた子犬の中の一匹を交配料の代わりに渡す方法もありますが、子分けの場合、どの子を選ぶかは相手の自由で、万一子犬が一匹しか産まれなかった場合は、苦労して交配しても無駄な努力になってしまうこともありますので、よく考えて支払方法を決めて下さい。
注:プロの方は、特別優れた子でもない限り応じてくれないと思っておいて下さい。
交配のマナー
■雄犬のところに雌犬を連れて行くのが基本です。
■交配当日は食餌をひかえ、排便、排尿は済ませておきます。
■長毛種は、肛門陰部周辺の毛を短くカットしておきましょう。
■腸内寄生虫、ノミ、ダニがいないか確認をし、駆除しておきましょう。
■妊娠中、出産後も細菌が入りやすいのでしばらくシャンプーができません。
ワクチン接種時期が近い子は前もって済ませておきましょう。
■口輪を用意してあると良いでしょう。
(交配経験がないと あばれて雄犬に噛むことがあります。
必要であれば雌犬を保定することもあります。)
交配後の雌犬の様子
1ヶ月もたつ頃、体重が徐々に増えていれば妊娠の兆候です。食欲にムラが出るようなら(つわり)餌を替えるなどして栄養価の高いものを食べさせるようにして下さい。1ケ月ぐらいまでは適度な運動をさせた方が安産になります。
それをすぎると日頃の運動もひかえめにしてむやみに走らせたり、ジャンプ、階段の上り下りをさせないようにします。おなかが大きくなるにつれ食欲が増してきますが、子宮を胃が圧迫しているため1度にたくさんの量は食べれなくなっていますので食事の回数を増やして少しずつ与えてあげて下さい。
食事は栄養価の高いもの、動物性のタンパク質、便秘をふせぐための野菜、カルシウム等々。
注:小型犬などは抱き上げるときに腹部を圧迫しないように気をつけること。
出産の準備
母犬が落ち着ける静かな場所に産箱を用意します。木でもダンボールでも良いので、生まれた子犬が出ていかない程度の高さに四方を囲み、母犬が出入りする際に大きいお腹があたらないように1カ所出入り口をあけてあげて下さい。母犬が横になり 中に食器をおけるくらいの大きさが必要です。仔犬達のスペースも確保してあげて下さい。広すぎず、狭すぎないようにします。
中には、毛布やタオルなどを敷いておきます。母犬がかきむしったり、箱の外に出したり、局部から出る粘液などで汚したりしたら、清潔なものに替えて上げましょう。
産箱の温度を20度を下回らないように、冬場はペットヒーターなどを入れて暖めてあげるようにしてください。屋外犬の場合は犬舎にタオルや毛布を入れてあげます。
出産
63日きっちりで産まれるわけではなく、2〜3日ずれる場合もあります。
母犬が落ち着きがなくなり、アクビをするようになり、大きく口を開けて奇妙な
なき方をしたりします。これは陣痛が始まった証拠で、後 半日か1日で出産です。
出産は夜中から明け方にかけて行われることが多いです。呼吸が激しくなり、グルグル回りだし、さらにいきみが強くなり、後ろ足を伸ばすような仕草をします。これは子犬が産道を下りてきているからで間もなく、薄い袋に包まれたものが現れます。
(強いいきみに移行してから1時間たっても出産にいたらない場合は難産のおそれがあるのので、かかりつけの獣医に連絡して指示をあおぎましょう)
母犬はこの袋をなめながら食べてしまい、子犬の全身をなめまわし、母犬と子犬のつながっているヘソの緒を自分で噛み切ります。
母犬が噛み切ったヘソの緒が長すぎる場合、もしくは母犬が噛みきれない場合は
子犬の腹から2cmのところに糸を結び(たこ糸など丈夫で結びやすい糸)、腹から3〜4cmの所を消毒済みのハサミでカットします。
15分ぐらい後に胎盤が出てきますが母犬が残ったへその緒と共に食べてしまいます。
又、30分〜1時間ぐらいで次の子が産まれます。先ほどと同じように膜を破り、へその緒を噛み切り、きれいになめます。こうして、平均30分〜1時間の間に1頭ずつ産み続けます。
この間、家人が騒いだりすると母犬が敏感に感じ取ってしまうのでなるべく平常心で側で見守ってあげましょう。
出産介助の経験が無く不安な方や、付き添いの時間が取れない、という方は、獣医さんに任せるという手もあります。難産のケースが多い犬種(チワワ・ポメラニアンなど)も獣医師さんに任せた方がよいこともあります。
産まれた子犬は、薄い袋に包まれて出てきます。
破れた状態で産まれてくることがあれば、 仮死状態の危険があるので、すぐさま仔犬の鼻などをふさいでいる粘膜をアルコールなどでぬらした
脱脂綿でぬぐいとってあげたり、人間が口で吸い出してあげたりし、体を手やタオルなどでやさしく摩擦し、人工呼吸を
してあげます。息を吹き返したら又、他の子犬と同様に母犬の側に移し、乳房をふくませます。
子犬が自分から乳を吸い出せば安心です。
子犬が頭の方から出てくればいいのですが、足から出てこようとしてる場合(逆子)、又は、母犬の
陣痛が弱すぎる場合などは獣医さんに診てもらうようにします。そのためにも、前もってかかりつけの
獣医さんに電話診療、直接 夜間診療してもらえるか、確認をとっておきましょう。
 |